ユニクロのデザイナーズコラボにはまる  その1

   ユニクロと英国のファッションデザイナー、J.W.アンダーソンとのコラボコレクション「UNIQLO and JW ANDERSON」が、先週22日に発売されたので、早速購入して試着してみました。J.W.アンダーソンは、ロンドンを代表する最も革新的な新世代デザイナーとしていま注目を集める人物です。 

 

 まずは、事前にチェックしておいた商品をオンラインストアで夜中の3時に購入。しかし、どうしてもサイズが気になったので、開店直後のユニクロ・ルクアイーレ店(大阪梅田)に行って確認することに。同店は15日にオープンしたばかりの新店です。オンラインで購入した商品は、翌日夕方の到着になっていたので、早く実物を見たいという思いもありました。

 

 実際、実物を見て感じたことは、やはりユニクロのデザイナーズコラボは完成度が高い、ということ。デザインはもちろんのこと、使っている素材や技術を考えると、「これが2990円!! こっちも3990円!! うそでしょ」と、思わず声が出てしまいそうなクオリティの高さです。

 もちろんデザインも、私好み。派手でセクシーなH&Mのデザイナーズコラボとは違い、ユニクロのデザイナーズコラボは、究極のベーシックをめざすユニクロらしく、普段に着こなしやすい点が気に入っています。

 今回のJ.W.アンダーソンとのコラボ商品も、英国ブランドらしくトラッドテイストを取り入れたベーシックアイテムばかり。ネットでチェックしたところ、買わないと後悔しそうなコレクションだったので、喜び勇んで購入しました。

 

 ただし、オンラインストアで注意しなければならないのが、サイズ。同じMサイズでも、アイテムやデザインによって若干異なるため、とくに新作は試着してからの購入が無難です。私の場合、ユニクロの商品は通常、Mサイズを注文するのですが、案の定、J.W.アンダーソンはニットのサイズ感が想像していたのと違っていました。布帛を使用した巻きスカートとラッフルブラウスは想像通りでしたが、セーターが見るからに大きいのです。

 

 購入したのは、袖先をリボンでくくるデザインが可愛いオーバーサイズのタートルネックセーターと、袖と身頃の素材が異なるVネックのケーブルセーターで、どちらも身幅が広いうえ、袖の異様な長さに驚きました。試着せずとも、ひと目で大きいとわかったので、店のスタッフに尋ねたところ、「そうですね。私も少し大きいなぁ、と思いました」とのこと。アジア人よりも欧米人の体型を意識したサイズ展開なのでしょうか。

 

 とはいえ、デザインや素材感は期待通り。前回のデザイナーズコラボ「UNIQLO AND LEMAIRE(ルメール)」よりもデザインが凝っていて、カジュアルな着こなしにも使えそうなので、大満足です。

 

 

 というわけで、セーター2着は、店頭でSサイズを再購入。オンラインストアから翌日届いた商品は、店頭にて返品となりました。

 

 ちみなに、ユニクロのリリースによると「UNIQLO and JW ANDERSON」の商品特徴は以下の通り。

 

●英国の伝統ある装いをモダンにアレンジした革新的なラインナップ

 

●英国ファッションを象徴する定番のワードローブをベースに、ビビッドで大胆な配色に代表されるJW ANDERSONならではのデザインと、ユニクロが追求する上質な素材とフィット、機能性を融合

 

●ユニクロの代名詞とも言えるヒートテックや、日本のデニム生地メーカー、カイハラの生地を使った上質なはき心地と味わい深いビンテージ加工を施したデニムも展開

 

 次回は、ユニクロのデザイナーズコラボの歴史を振り返ってみたいと思います。