レディスブランド「ランバン オン ブルー」を展開するラメールは、12月8日、ルクア大阪の直営店店内で、女優の佐々木希さんをゲストに迎えた顧客限定イベントを開催しました。
当日、同店で5万円以上を購入した顧客40人を招待。16時40分からの1部では、佐々木さんが自らコーディネートした来春夏ルックの発表会を、17時30分からの2部ではクリスマスツリー点灯式が行なわれました。
タレントを起用した顧客向けイベントは同ブランド初の試みです。
佐々木さんは、ランバン オン ブルーの定番人気アイテム、トレンチコートに、チェックのスリムパンツを組み合わせたフェミニンでキュートなスタイリングで登場。
「締めるところとボリュームを出すところのメリハリがついていて女性らしいデザインが気に入りました」と、大ぶりのギャザーを効かせたコートを見せながらデザインのポイントを説明しました。
ランバン オン ブルー広報担当の佐久間奈美枝さんによると「ウエストマークを効かせて女性らしいボディラインを強調することで、ドレスコートとしてパーティシーンやデートスタイルに使えるほか、タウンシーンにも幅広く着こなせる」とのこと。
また、パンツはペインティングしたような白黒チェックなのでカジュアルになりすぎず、大人っぽくフェミニンに着られるといいます。
佐々木さんは他にも、グログラン素材のくるみボタンが可愛いキャメルのビッグカラーコートとニーハイブーツのコーディネート、白黒のバイカラーフリルが気になる二の腕をうまく隠してくれるフェミニンなドレスワンピースを提案しました。
既存店売上高は前年比18%増。MD転換で売れるアイテム増やす
「ランバン オン ブルー」はランバンのライセンスブランドで、レディス衣料はラメールがサブライセンシー契約し、現在、百貨店とファッションビルに19店舗を展開しています。
ランバンのエッセンスを強く意識した高価格帯のAライン、やや手頃なBライン、1万円台が中心のCラインで構成。Aラインは全体の1割、Cラインが半数近くを占め、エントリー価格やアクセサリー小物を充実させることで若年層や新規客の取り込みに成功しています。
本イベントも、若い女性客が多いルクア大阪店の客層に合わせ、同世代に影響力の大きい佐々木希さんを起用し、ブランドの認知度向上を図るのが狙いです。
10月末には、顧客向けイベントとして来春夏コレクションの予約会も実施。「バイヤーやモデルが来る展示会で先物を予約できるとあって顧客の満足度は高い。平均客単価20万円と東京での実績を上回る結果を得られました」と、同ブランド企画生産チーム・チーフマーチャンダイザーの菊池大輔さんは話します。
今春夏に商品政策を見直したのも、評価を得た大きな要因です。得意のドレスアイテムに依存しないアイテム構成に転換。強いアイテムを増やし、ドレスラインとトレンドアイテムの両軸で売上アップを図りました。
その結果、全店舗の今秋冬の客数は前シーズンに比べて10%増加。既存店売上高も前年比18%増と右肩上がりで伸びているそうです。今後の方針は「おしゃれで感度の高い立地に出店し、ブランドの世界観を作り上げることに注力していく」と菊池さん。
来春夏コレクションは「A TOUTE ALLURE...『全速力で...』」をテーマに、愛の逃避行をする男女が旅の中で出会う場所や夜のネオンなどをディテールやカラー、ステッチなどで表現。得意のトレンチコートをはじめ、トレンドのスカートとブラウスを前面に打ち出す計画です。
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sekstelefon (水曜日, 01 11月 2017 01:03)
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